過払い金とはどういうお金の事か

借金をする場合、貸金業者に対しては2つの法律が関係してきます。それが貸金業法と利息制限法です。今ではそれぞれの法律で定めている利息の上限は同じ値になっていますが、2007年から2008年ごろまでは、金融機関の中には高い方の利息でお金を貸している所がありました。このようにそれぞれの法律の上限金利の間の金利の事をグレーゾーン金利と呼びます。

 

当時のグレーゾーン金利での貸付自体は決して違法行為と言う訳ではありませんが、近年になって法律が変わり、グレーゾーン金利で貸していたお金によって支払った利息分は返金手続きをして取り戻す事が出来ると認められるようになったのです。この今の時代に比べて取られ過ぎていた利息の事を過払い金と呼びます。

 

ただ、実際に金融機関でお金を借りている人全てに過払い金が発生しているわけではありません。基本的には2010年までに初めて消費者金融などでお金を借りた事が有る人がそれにあたります。また返済途中の人だけでなく、既に完済した人でも6年以上の期間を費やして返済した人は、もしかしたら過払い金が発生している可能性があるのです。

 

とはいっても、もしも過払い金が発生していたとしても、金融機関の方からその存在の連絡が来るわけではありません。まずは故人で過払い金の有無を調べる事になります。弁護士や司法書士に依頼すれば、どこの金融機関で借入れをしていたか、今いくら位借金があるかと言う事が分かれば、当時の金利などから過払い金の有無を調べて貰うことも可能です。

 

しかし過払い金自体はいつまで経っても返還請求が出来る訳ではありません。最後の取引から10年が経過していると時効を迎えてしまう為、請求はできなくなってしまいます。また請求手続き自体は故人でも行う事は出来ますが、その場合は業者との交渉が必要です。時には返還される額をかなり減額されてしまったりするだけでなく、対応すら拒否されてしまうことも有り得ます。

 

従って返還請求を行う場合は弁護士や司法書士に依頼し代理で行う形が良く選ばれています。